昭和のレトロ食堂

壁に張られた手書きのメニューに簡素なテーブルといす。温かい接客と開店以来、変わらぬ味。チェーン店全盛の時代にあって、人のぬくもりが感じられた昭和の雰囲気を伝える素敵な食堂たちを紹介していきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

宮本町和洋折衷住宅群

和洋折衷住宅1

桐生市の名所のひとつに、四季折々の花が咲く吾妻公園があります。公園周辺の宮本町一帯は昔の高級住宅地で、大学教授らが多く住んだ地域でした。戦前の一時期に、いわゆる文化住宅と呼ばれる和洋折衷住宅が流行し、全国各地に建てられました。時代の変遷とともにその多くは失われてしまいましたが、この界隈では奇跡的に残り、まさに群と称するに相応しい数を今でも見ることができます。

和洋折衷住宅2和洋折衷住宅3和洋折衷住宅9

文化住宅は大別して2種類あります。これらは日本家屋に三角屋根の洋館が付属するタイプ。左の建物は吾妻公園への入り口付近にあり、宮本町を代表する和洋折衷住宅です。国の登録文化財にも指定されています。真ん中は元美容室。入り口のガラス部分に描かれた字の色使いや書体がとても好いです。右はなかなかいいスタイルなのですが、外側がトタンで覆われています。

和洋折衷住宅7和洋折衷住宅6和洋折衷住宅8

もう1種類は日本家屋をベースに、スクラッチタイル張りのテラスや外壁を備えたタイプ。左はその代表格。中央は比較的珍しい平屋。とてもきれいに維持されていて、周囲の鉢植えの花々ともども美しいです。右は重厚で和洋折衷というよりも洋館に近いですね。

和洋折衷住宅4和洋折衷住宅5和洋折衷住宅10

見せるためでなく、普通の住居として建てられたものですから、これらのように、よく見ないと和洋折衷住宅とは気づきにくいものも少なからず存在します。

和洋折衷住宅内部

洋館併設型の和洋折衷住宅に住んでいる知人のところにお邪魔して、室内を撮影させてもらいました。このように、とても品がいいです。

見学しながらまち歩きをしたい人のために、宮本町和洋折衷住宅群MAPが作成されており、インターネットで公開されています。この地図を手に訪ね歩いてみるのもいいでしょう。ただし、ごく普通の住宅街ですので、くれぐれもこれらの建物にお住まいの方や周辺の住民のみなさまの迷惑にならないよう、十分お気をつけ下さいませ。
スポンサーサイト

コメント

ようこそ。

>ぐーぐーさん
はじめまして。ようこそおいで下さいました。コメントありがとうございます。
実は私も同じことをいつも考えます。こんな風に家をリフォームしたいな~と。でも、超現実主義な家族には「外観にお金をかける余裕なんてない!」と大反対されているのです。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

和洋折衷

初めまして。ぐーぐーと申します。お隣の栃木県在住です。
和洋折衷の検索で来ました。
どれも趣の深い住宅ですね~我が家をリフォームするときはこんな風にしてみたいなぁ・・(夢です)

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

imaitiさん

>imaitiさん
そうですね。「気づき」は大事だと思いますね。
そのことで関心が向き、放って置けば一つずつ朽ちていくものが、残されていくことにもつながるでしょうから。
拙ブログでちょっとでも、そのお手伝いができればと思っています。

ええ、もちろん!

>恕衛門さん
こんにちは。
立田野食堂はもちろん今も元気で営業中です。
恕衛門さんが足を運んでいらしたときから、店の様子はほとんど変わっていないのではないでしょうか。お店の方に当時の思い出話などなさったら、きっと喜ぶと思いますよ。
駐車場はたしかに近くにないですね。
少し距離がありますけれど、公共施設が集まっている辺りの駐車場に停めて、そこから歩かれるのが一番いいのではないでしょうか。

和洋折衷住宅がひとつの文化遺産として残っているとは。日本全国どこにでもあるのでしょうが、このように地域の人が意識するだけで財産になるのでしょうね。うらやましい限りです。昨年5月に川端(かばた)の涌水[針江地区]にいったときも昔ながらの家並みを保存してボランティアの人々が来る人たちに公開しているのは感動ものでした。

立田野食堂

懐かしい食堂ですが、まだ営業してるのでしょうか。
シャッターが上がってるのを見ると、寄ってみたいのですが、駐車場がないようで残念です。車で行った場合、何処に停めれば良いのでしょうか。

昭和小のすぐ前に住んでいて、池田食堂やシロキ屋食堂から出前を取っていました。近所に住んでいた中学生が集団就職で桐生を離れる前に、初めてこの立田野食堂に行きました。まだ小学校の低学年でしたが・・・・・普段はガキ大将なのに、意外と親切でラーメンの麺に具を乗せて食べるのが正しい食べ方だって、そんな事を覚えている。

密かな名所

>小道さん
こんにちは。
この界隈には本当にたくさん残っています。そして、ここで紹介したもので全部というわけでもないのです。敷地の奥にあったりして、路上から確認できないものがほかにもいくつもあるようです。
きっと、持ち主の方の多くはその価値にあまり気付いていないと思われますが、このような住宅が当たり前のように残っているこの辺りは名所だと思います。ぜひ、また当地においで下さいね。

お久し振りです。主婦の友社のモデルハウスとして建てられた住宅が残っているとは知っていましたが、こんなにあるんですね。う~ん。夏の18切符でまた、いかなくっちゃあ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://syouwa.blog54.fc2.com/tb.php/214-58273edf

 | トップに戻る | 

分類

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

銀ねずみ

銀ねずみ


ようこそおいで下さいました。
管理人の銀ねずみです。
ここではタイトルに掲げた「昭和レトロ食堂」
を中心に、戦後の経済成長の波にもまれながら
も昔のままの姿をとどめる建物やまち並みも
紹介します。私の住む群馬県桐生市は織物の
街として栄え、戦災も免れたため、ノコギリ
屋根工場(製織のため、天井に採光窓を持つ
個性的な外観の工場)をはじめとする近代化
遺産が数多くあります。ここでは桐生に軸足
を置きつつ、各地のレトロを取り上げます。
戦前に製造されたウランガラスなど、趣味の
ことも記していきます。

画像や文章の流用は固くお断りします。