昭和のレトロ食堂

壁に張られた手書きのメニューに簡素なテーブルといす。温かい接客と開店以来、変わらぬ味。チェーン店全盛の時代にあって、人のぬくもりが感じられた昭和の雰囲気を伝える素敵な食堂たちを紹介していきます。

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ミルクホールモカ(東京都足立区)

ミルクホールモカ1

群馬県南部に住む者にとって、東京へのアクセスは東武伊勢崎線。最初に降りる駅は大体、浅草か北千住のどちらかになります。故にとても馴染みのある場所です。ここはその北千住にあります。駅からは少し距離があります。今でもミルクホールを名乗っているところが素晴らしいです。

ミルクホールモカ2

看板も歳月を経たもののようで、かなりいい味を出しています。

ミルクホール3

店先には「コーヒー」の暖簾が出ています。面白いですね。管理人が赴いたときは、何故か逆に掛かっていました。

店内は現在、普通の喫茶店です。常連のお客さんたちでにぎわっていました。メニューに特段変わったものはありませんが、コーヒーはなかなかいいお味でした。

ミルクホールモカ
東京都足立区千住元町38-1<地図>
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新樹

新樹

織物で華やかなりしころ、桐生のまちは行き交う大勢の人で賑わい、数多くの喫茶店がありました。「喫茶店の数はまちの勢いのバロメーター」というのが、管理人の持論です。その基準からすると、かなり数が減ってしまった今の桐生は残念な状況なのですが、それでも魅力的なお店が健在。ここはその中の一つです。本町通りに面して営業しています。

新樹2

元々は別の場所にあり、現在地に移転したのは実はそれほど昔のことではありません。ですが、自ら「アンティーク」を名乗っているように、レトロ調の落ち着いた店の雰囲気は多くの人たちの心を引きつけています。近年、桐生では映画やドラマのロケがたくさん行われるようになりましたが、ここは制作側の目を引くらしく、何度も収録がなされています。

新樹
桐生市本町三丁目6-38<地図>

デポ・蔵(栃木市)

蔵や

栃木市の大動脈、蔵の街大通りに面した喫茶店。栃木信用金庫本店の隣にあります。古い建物を生かしていますが、「蔵のまち栃木」のコンセプトに合わせてか、外観を蔵のように改めているようです。

蔵や店内

なかなか雰囲気のいい店内です。壁の漆喰の塗られ方も魚の鱗のようで、面白いです。

蔵やメニュー

手書きの素朴で素敵なメニュー。現代風の喫茶店メニューからはほとんど姿を消した感のあるミルクセーキ(430円)があります。ミルクセーキ大好きの管理人は感激しつつ、注文します。

蔵やのミルクセーキ

脚付きのグラスに入り、受け皿を伴ってやって来ました。見るだけで涼しくなります。やはり、器というのは大事ですね。ほどよい甘さとコクに大満足です。

デポ・蔵
栃木市万町9-28<地図>


栃木市のレトロ一覧

珈琲まるも(松本市)

珈琲まるも新しそうですが結構古い

「まるも旅館」に併設された喫茶店です。一見すると、レトロ風につくった新しい喫茶店のようにも見えるのですが、注文票の裏側には「昭和31年に建てた」と記されていました。昭和30年代ならば、立派なレトロですね。

まるも旅館風情あるまるも旅館

旅館はもともと江戸時代からの建物だったのが火災で焼失し、明治21年に建てられたものだそうです。1泊6000円と手ごろな宿泊価格も魅力で、こちらもぜひ一度泊まってみたいです。

喫茶店の店内は少し暗めで、落ち着いた雰囲気。お得なケーキセット(700円)は、りんごのタルトとチーズケーキから選べました。他の日だと違うのかもしれません。

珈琲まるも
松本市中央三丁目3-1-10<地図>


松本市のレトロ一覧

カヤバ珈琲店(東京都台東区)

カヤバ珈琲

BSデジタル放送で谷中と根津、そして千駄木のまち歩きを企画した番組が流れているのをたまたま見ていたら、ここが一瞬ですが映ったのです。商家風でありながら洋風な要素も備えた和洋折衷の外観とカラフルで可愛いらしい看板が醸し出す独特の雰囲気が印象深くて忘れられず、看板の名前を頼りに所在地を探し当て、訪ねました。調べてみましたら、昭和13年にミルクホールとして始まったのだそうですね。

カヤバ珈琲看板2カヤバ珈琲看板1レトロな書体が何ともいえない

ところが、入り口には「しばらく休みます」との張り紙。向かいにあり、下町風俗資料館として開放されている旧吉田屋本店に詰めていた方に伺ったところ、ご店主は高齢の方で、休業の理由やいつ再開するのかは分からないとのことでした。残念です。また営業する日が来たときには、改めて訪ねてみたいと考えています。もし事情にお詳しい方がいらしたら、どうかご一報下さい。再開を願っています。

※その後寄せられた情報で、現在のところは営業再開の予定ないことが分かりました。詳しくはコメント欄をご覧下さい。

カヤバ珈琲店
東京都台東区谷中六丁目1-29<地図>

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銀ねずみ

銀ねずみ


ようこそおいで下さいました。
管理人の銀ねずみです。
ここではタイトルに掲げた「昭和レトロ食堂」
を中心に、戦後の経済成長の波にもまれながら
も昔のままの姿をとどめる建物やまち並みも
紹介します。私の住む群馬県桐生市は織物の
街として栄え、戦災も免れたため、ノコギリ
屋根工場(製織のため、天井に採光窓を持つ
個性的な外観の工場)をはじめとする近代化
遺産が数多くあります。ここでは桐生に軸足
を置きつつ、各地のレトロを取り上げます。
戦前に製造されたウランガラスなど、趣味の
ことも記していきます。

画像や文章の流用は固くお断りします。